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moto blog

週刊ロジー。

人は、出来ない事を、出来るようになりたいと思っている。

私は、中学の頃から、柔道を始めた。 地区予選落ちの弱小チームで、練習もほどほどにしながら、みんな勝ち上がる事なんて出来なかった。

みんな、弱かった。

ーー【部活なんて、テキトーにやってればいい。】

当時、そんな風潮があった。 みんなそれぞれにやる気はないし、別に頑張る意味もないと思っていたのだと思う。顧問の先生も来ないし、ひとも徐々に集まらなくなった。

部室に行けば、練習もせずに先輩が遊んでいる。練習用のマットをブンブン振り回して遊んでいる。部外の友達を連れてきて、遊んでいる。畳の上で寝転がりながら、マンガを読んでいる。着替えもせずに、みんなくっちゃべっている。

ーー完全にカオスだった。

ある日、改修工事が始まり、練習場所がなくなった。 私たちに与えられた場所は、体育館用のステージだった。

ーーもう、だれも来なくなった。

試合に出れば予選落ち。 練習場所もないに等しい。 やる気がある奴なんていない。

だけど、自分だけはやる気があったと思っている。周りは試合に負けてもヘラヘラしていた。自分も弱かった為に、背中で見せる何て事も出来なかった。 ヘラヘラしている人の気持ちが分からなかった。私は、死ぬほど悔しかった。

結局、中学時代は地区予選落ちで、県大会にすら出ることはできなかった。

ーー高校に進学しても、自分は柔道を続けると決めていた。みんなそれぞれに違う学校へ進学し、それぞれの道を歩いていた。 中学時代に、やる気のない連中ばかりだったから、多分柔道を続ける人はいないだろうと思っていた。私は、別にそれでもいいと思っていた。

高校1年の頃に、初めての大会があった。武道館へ向かい、開会式があった。試合前のアップをしていると、見た事がある人がいた。

ーー中学時代の友人だった。

彼も中学時代に一緒に柔道をしていた。 周りでヘラヘラしていた人間だった。 正直、やる気は感じられなかったし、もう柔道はやらないのだろうと思っていて私は、少し寂しく感じていた。 だけど、だけど、柔道を続けると決めてくれた彼の心意気が言葉に言い表す事が出来ないくらいにたまらなく嬉しかった。

【人は、出来ない事を、出来るようになりたいと思っている。】

私は、このような事を感じた。 みんな初めはできない事が当たり前で、壁にぶちあたると、諦めてしまう。 そこから逃げるのも一つの選択ではあるが、出来なくても、何度やっても出来なくてもいいから挑戦し続ける事は、純粋に美しい事だと思う。 出来ない事から目を背けて、表面上逃げていても、心の何処かでは、出来るようになりたいと人は思っているのだ。

心の底からこれだ!と思ったら、何度でも何度でもぶつかっていく事はダサく見えてカッコいい。 だれから相手にされなくてもいいから何度でも何度でもやり続ける事は、多分人の心を動かすのだと思う。

出来ない事や、知らない事は、多分、世の中に溢れているけど、もうどうしようもなくやりたい事があるのなら、やっても、きっと損はしない。

佐藤 忍賢 【携帯】08045128756 【LINE ID】motomotokatsu 【Facebookhttps://m.facebook.com/rzuoteng?fref=qr_code&_rdr