なんの意味もない事が、幸せ。

数年前に後輩たちと、河原にBBQをしに行った事がある。 手ぶらで行けるバーベキュー場で、昼から酒を飲み交わし、ふざけた会話で盛り上がった。 私は、ふざけたり、くだらない事で盛り上がる事が大好きだ。 その日は河原の知らない人に声をかけたり、川に向かって全力で岩を投げて水しぶきを浴びたり、訳の分からない動画を撮影して、盛り上がった。

太陽がカンカンと照続ける中、酒を飲み酔っ払って、テンションが上がった後輩が本能のままに岩に駆け上り、岩の上で謎の踊りを始めた。更にテンションが上がって、タオルをブンブン振り回しながら踊っていた。すると突然、風に煽られタオルを落としてしまい、それと連鎖せるようにして足を滑らせて川に落下して、全身ずぶ濡れになった。河原でBBQをしていた見知らぬ人も、大爆笑して見ていた。 幸いにも怪我はなく、真夏の出来事だったので、凍え死ぬ事はなかったが、足を滑らせて全員ずぶ濡れになった後輩は、シャツのボタンが全て取れてしまい、肌を露出する恰好になってしまった。

まぁ、夏だからその辺に服を乾かしておけばすぐ乾くだろうと思ったが、何故か乾かなかった。(笑) 人間は、基本的にバカをする事が大好きで、笑う事が大好きだと思う。 この、一見くだらなく見えるBBQは、私の人生の中でも上位1位、2位を争うくらい面白くて、腹がちぎれるほどに笑いに笑った。 バーベキューの時間が終わり、帰りの送迎のバスに乗り込みながらもゲラゲラと笑っていた。「タオル振り回しながら踊ってるの、マジウケた。」「夏なのに、服全然乾かないのがウケた。」「ポケットに入れていたiPodが壊れた。」「お前はあの時、河原のスターになった。」「人生の中でも1位くらいの面白さだ。」などと、どうでもいい話で盛り上がった。

今、ふと振り返りながら思うのだが、人間は本来、なんの意味もなく、生産性もなく、くだらない事が大好きで、祭りが大好きだと思う。こういった営みが心に潤いを与え、活力を与え、人は元気になるのだと思う。逆に、生産性のある事ばかりや、真面目一徹や、必死で頑張り抜く事が大嫌いな生き物なのだと思う。人間の元を辿ってしまえば、本来は、哺乳類で、陸に生きる生物で、動物で、一つの生命であって、何かの目的を果たすために生まれてきた訳ではないのだと思う。

どんな小さな事でもいいから、自分の心が喜ぶ事を繰り返していく事が、幸せであり、人生に潤いを与えてくれる。 もっと、もっと、生産性のないくだらない事で人生を楽しみたいと思う。 ****************************

藤忍賢(Motokatsu Sato) 【携帯】:08045128756 【LINE ID】:motomotokatsu 【Facebookhttps://m.facebook.com/rzuoteng?fref=qr_code&_rdr

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