飾らなくていいから。

ごく稀に、人生の相談を受けることがある。そんな私も、とても、人生について悩んでしまう事が多く、相談したい側の人間ではあるのだが、とりあえず私を頼ってくれる人がいるのなら。と思うとつい嬉しくなるので、できる限り耳を傾けるようにしている。

--人は、つい、横に理解を求めてしまう。

依存ではなく、アドバイスとして、受け入れるのであればいいが、その人から受けた意見を鵜呑みにするだけでは、多分、自分の色が消えてなくなってしまう。 私はまだ、結婚の経験はないが、過去に、結婚について悩んでいた人が、交際相手からのネガティヴなメールを見て、ウンザリしていた。 「これ、どう思う?」と、聞いてきたので、「ただ、聞いてほしいだけかもしれませんね。」と、私は答えた。

時に、人は横に理解を求めてしまうが、別に答えを求めていない場合もあると思う。別に答えはいらないから、ただ聞いてほしい時だってある。むやみやたらに答えは出さなくてもいいから、ただ聞いてあげるという姿勢は、すぐに効力を発揮しないとしても、聞いてみて良かった。という、満足感と、安心感に繋がる。

突然話は変わるが、私には、過去に尊敬していた先輩がいた。彼は、とても男気のある性格で何をするにもどんぶり勘定で、とりあえずやってみればどうにかなっから!みたいな軽いノリで要領よく何でもこなしてしまう器用な男だった。 面倒見も良く、人望も厚く、頼れる先輩!といった感じだった。 私も、周りの人たちも、彼の事が人間として大好きで、彼の周りにはいつも人がいた。そんな先輩を私は、尊敬していた。しかし、ある頃から、彼の魅力を感じなくなった。

--何から何まで真似する。

彼は、ある日から、何故か私の言動を何から何まで真似するようになった。私が、「あ」と言えば「あ」と言い、「い」と言えば「い」と言い、とにかく何から何まで真似するようになった。何か気持ちの悪さを感じた私は、彼と距離を置くようになった。理由はよく分からなかったが、その頃から、人間は、外側にベクトルが向いてしまった瞬間から、本来あるはずの魅力を失ってしまうのだろうな。と思った。

--飾らなくていいから。

周りから何と言われようが、素の自分をそのまま出していれば、それがその人だけの魅力になると思う。何も飾る必要はない。飾らなくていいから、ただ、自然に思った事を言ったり、やったりするだけでいいし、無駄に自分を必要以上に大きく見せようとする行為は、必要以上に自分を小さく見せてしまう。私は、様々な事に想いを巡らせてしまい、分からなくなり、自滅する事がよくある。「答えは自分の中にある。」という言葉をよく耳にするが、その言葉の本意を掴めずに、横に理解を求めてしまう。私はすぐ、迷い、悩んでしまう。しかし、この行為は無駄な事ではなく、迷いに迷って、迷う事に疲れ果てた時に、もう自分を信じるしかないのだと気づく為にも、避けては通れない道程なのかもしれない。

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藤忍賢(Motokatsu Sato) 【携帯】 08045128756 【LINE ID】 motomotokatsu 【Facebookhttps://m.facebook.com/rzuoteng?fref=qr_code&_rdr

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