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moto blog

スピリチュアルとか、趣味とか、日常。

自分勝手な性格。

昔から、自分勝手な性格だった。
人の言いなりになるのが嫌いで、みんなと合わせる事がどうしてもできなかった。小学校の頃や、中学生の頃も、みんなと一緒にサッカーをしたり、バスケをしたりするのだけれど、どうも団体競技も不向きだと感じた。チームワークなんて面倒でやってられないと思った。
「昨日のテレビは面白かった。」だとか、「有名人のあの人が好きだ」とか、「何々くんはなんでもできて凄い。」だとか。そんなどうでもいい会話にも、何も興味が湧かなかった。

高校に進学してからも同じだった。
同級生との会話に退屈さばかりを感じていた。就職しても同じだった。とにかく何から何までつまらなく感じていた。表面では、それらしく取り繕っていた。だけど、どこかで虚しさをいつも感じていた。
ただ、なんとなく過ごすのが嫌だった。
ただ、みんなと同じレールの上を歩くのも嫌だった。仕方なくやり過ごすのもつまらない。嫌な事でも我慢してやるなんて事は絶対に嫌だった。周りから浮かないように、はみ出さないように取り繕うのも本当は、嫌だった。

多分、自分と同じ感覚の人はここにはきっといないのだろうと思った。別に一人でもよかった。別に理解されなくても、変な人扱いされても良かった。
ただ、自分の色を消してまで、自分を殺してまで生きていたいとは微塵も感じなかった。

ーー世界が灰色に見えていた。

この先こんな時間がいつまでも続くのかと思うとゲンナリした。どうせ、現実はこんなものなのかもしれないと諦めていた。ただ、普通に、何も変えずに、淡々と生きていく事だけが人生なのかと思っていた。だけど、心のどこかで、自分のもっと奥深くにあるど真ん中で、何かが騒いでいるのを感じていた。
私には、それが何なのか分からなく、酷く苦しんでいた。どこへ向かえばいいのか、何をどうしたらいいのかが分からなくて一人で悩んでいた。
家族からの理解もなかった。「こいつは頭がおかしくなった。」だとか。「こいつは何をやってもダメな奴だ。」だとか。毎日そんな事を言われて腹を立てて、毎日のように何度も衝突した。悔しかった。

ーーいつしか、自分を責めるようになった。
行き場のない欲求をぶつける場所を探していた。私にはそれがなんなのか分からなかった。何をやっても上手くいかず、周囲からの無理解に苦しんでいた私は、いつしか、自分を責めるようになった。自分が思う事は間違っている。自分が感じている事はおかしい事だ。自分はダメなんだ。と、自分をいつも責めていた。自分を愛する事ができなかった。自分には、価値がない。何をやっても続かない。タダの駄目な人間だ。何かある毎に自分の無価値感を正当化するようになり、塞ぎ込むようになっていた。何もやる気が起きず、身体が動かない。人と会うのも嫌だった。
自分が居るだけで、歩いているだけで、責められるような気がして怖かった。一人でいても、嫌な事が頭から離れなかった。どんどん広がっていく、被害者意識が、いつしか私を包むようになっていた。

そんな時は、もう、諦めてただ寝ていた。ただ天井を見上げては、窓から映る景色を眺めていた。別になんて事もないその時間だけが、私にとっては、唯一の救いの時だと感じていた。外から聞こえてくる鳥の鳴き声や、優しく降り注ぐ光が、私を支えていた。
わずかにあるお金を握りしめ、電車に乗って出かけた。山形の山寺や、松島の自然を見に行った。その時間も、私を優しく包んでくれた。その時間だけは、別に、何をどうしたいとかも、もうどうでも良くなっていた。
ただ、自分が自分でいれればそれでいいのだと少しだけ思えるようになっていた。

ーー昔から、友達は少なかった。
周囲と合わせるのが苦手だった私は、中途半端な人間関係に身を置く事はしなかった。だから、友達は少なかった。
だけど、数少ない理解のある友人との時間が、私は好きだった。くだらない浅い付き合いをする位なら、私は、初めから付き合わなくてもいいと思っている。
その方がきっと、お互いのためになる。

いつもそんな事を、考えている。
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藤忍賢(Motokatsu Sato)
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