真逆の性質。

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私は昔から、人間を観察するのが趣味だった。人のちょっとした癖や、雰囲気を真似したり、教えてあげるのが好きだった。自分でも気づいていない魅力を教えてあげると、だいたいの人が喜ぶ。その感じがたまらなく好きだった。

「あなたのこうゆうところが素敵だよ。」「あなたはもっとこうするとみんな気に入ってくれるよ。」「あなたの声は1度聞けば忘れないよ。」「こんな髪型がきっと似合うよ。」「こんな色があなたには合っているよ。」と、いつも誰かしらにアドバイスをしていた気がす
る。みんなが喜んでくれるのがとても幸せだった。

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シェアハウスの仲間。

 

木の役。

幼い頃、目立つのが大好きだった。人を喜ばせたり、笑ってもらう事が大好きだった。幼稚園の頃、お遊戯会があった。
なんの話か忘れたけれど、たしか私は脇役で、木の役だった。演技の事なんてなにも分からなかったけれど、セリフを覚えるのが楽しかった。

私は木の役だったから、セリフがなにもなかった。だから私は、ひたすら脇で主役の真似をしていた。木の役にはセリフがなかった。ただ立っていて木を演じるしかなかった。どういった基準で役を決めていたのか分からなかったけれど、主役の子は、毎日毎日セリフを間違えては怒られていた。子供ながらに一生懸命やっていたのだろうけど、なかなかセリフが覚えられずに毎日毎日怒られていた。

私はやる事がなかったので、毎日毎日主役の真似をしていた。毎日セリフを繰り返すうちに、セリフを完璧に覚えていた。とにかく言葉を覚える事が楽しかった。ある日、主役の男の子が、熱を出して演技の練習に来れなくなった。毎日怒られて嫌だったのだろうか。すると、毎日セリフを繰り返していた私に、先生がこう言った。

「お願い。代わりに主役をやってくれないかな?」

突然、私が主役になった。なんの役だったか忘れたけれど、とにかく私が主役になってしまっていた。

 

姉の影響。

私は、姉の影響で音楽や、ファッションにも興味を持つようになった。姉はピアノを弾けて、楽譜も読める。オシャレが好きで料理や、絵がとても上手だった。料理の学校ではいつも賞を獲得していた。絵がとても上手だったので、本も一度出版している。
私は、姉が出来ることは何も出来なかったけれど、姉が出来なかった事が出来るようになっていた。

ピアノが弾けない代わりに歌が好きになった。料理が出来なかったけれど、食べ歩きや、お酒が好きになった。絵は書けないけれど、文章を書くようになった。幼い頃から私は姉にたくさんの事を教わっていた。今考えてみると自分の趣味や、特技は全て姉からの影響ばかり受けている。

私の姉は、身内でいうのもなんだが、天才だと思う。誰に教わるでもなく様々な事が出来る。天性を持っていると思う。私には無いものを全て持っていて、逆に私は姉に無いものを全て持っていると思う。全くの間逆の性質を持っているが、全て姉がいなければ今の私はいないと思う。今日ふと、そんな事に気づいてしまった。

 

真逆の性質。

意識的なのか、無意識的なのか。幼い頃から姉と私はとにかく間逆だった。姉が芸術を楽しむ頃、私はスポーツを楽しむ。姉がドラマを見ると、私はサッカーを見ていた。姉がピアノを弾き、私は歌っていた。姉が一人でいる時、私は友達といた。幼い頃、あれだけ間逆の性質を持っていたが、今は、徐々に性質が似てきている。突然そんな事に気づいてしまい、今、このブログを書いている。

親や、兄弟の影響はとても大きい。

少しだけ、そんな事を振り返ってみると意外な事に気づくかもしれない。

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藤忍賢(Motokatsu Sato)
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