数年ほど前から、こんな感じのセカンドバッグ的な物を探していた。私は古着が好きなので、服装の雰囲気に合うような、ちょっとヤレた感じの小さなレザーバッグはないかなぁと何気なく探していた。ありそうで、なかなかない代物だ。
色々と、荷物を入れちゃう。
5〜6年ほど前から、「セカンドバッグが欲しい!」という謎の欲求が沸いてきていた。というのも、私は、外出時には大して持ち物はないのだが、日によって手に持ちきれない物などが多々あったりする。例えば、タバコとか、コンビニで買ったガムとか、使ってもすぐなくしてしまうリップクリームとか、あまり使わないけどなんとなく持っておきたいイヤホンとか、なにをメモする訳でもないメモ帳とか、花粉症時期に手放せない目薬とか、万年鼻炎のためのティッシュとか、充電ができるカフェだけで活躍する携帯の充電器とか。何かとあるではないか。何かとあるよね。
高円寺での出会い。
あまり物は持ち歩かない主義ではあったが、何かとバッグはあった方がいいなぁと、漠然と思っていた。そんな中、たまたま見つけたのがこのバッグだった。高円寺の古着屋にあったもので、数が半端ない。
ブーツの種類も豊富だ。
バッグの使用用途。
これは元々ショルダーバッグのようだったが、革紐を取ってしまえば、なんちゃってセカンドバッグへと姿を変える。こうゆう使い方をする人はあまりいないかもしれないが、かなりベストなサイズだったのでやむを得ずこのように使っている。ブラックの他にも、ブラウン、ベージュ、グリーン、ブルーなど数種類あったが、昔からブラックレザーには目が無く、苦渋の選択の後、これを購入した。
最強の組み合わせ。
このバッグに惹かれてしまった理由は、独特のヤレ感と、手に取った時に感じる質感と、ちょうど良いダメージ感と、細かい傷跡や、バックルの真鍮の鈍い輝きだろうか。ブラック&ゴールドのコラボは、私の中では最強の組み合わせであり、毎日目にするたび、手に取るたびに、鏡越しに映るこやつを目にする度に、つい見惚れてしまう。この辺の感覚は、革を愛する人からすると、日常茶飯事の話なのだが、分からない人から見ると多分全く分からない変態っぷりだと思う。まぁ、この辺はただの自己満足の領域の話なのでいいのだが、とにかくコイツを手に取るたびに幸せな気持ちになってしまう変態である。
鈍い真鍮の輝きがたまらない。
バッグの持ち方。
個人的には、バッグの持ち手がないので、手で包むように普通に持つか、革の端を摘んでオッさん臭く持ったりもするのも渋い。しかし、一番「ビッシービッシー!」と決まってしまうのがなんと言ってもさりげなく脇の下に挟んで持つ瞬間である。この持ち方は非常に持ちづらく、胸筋のあたりと腕の内側の弱めの筋肉が少し疲れる上に、物をすぐに取り出せないという難点もあるが、「ビッシービッシー!」とレザーが脇にハマる感じが、レザーオタクの私にはたまらなく、堪らない。
実は脇がプルプルしている。
長年使えるように、メンテナンスもしていくつもりではあるが、革の質感が自分色に馴染むまでガシガシ使い込んでいきたいと思う。
男なら、革を愛せ。
レザーメンテナンス中のスタッフ。
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佐藤忍賢(Motokatsu Sato)
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