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moto blog

スピリチュアルとか、趣味とか、日常。

溢れ出す情緒。

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都会は華やかで楽しい反面、やはり疲労を感じることも多く、しばらく都会の激しさや、人混みに疲れていた。
私は、都心から離れた下町に住んでいる。このあたりは人の流れが少なく、とても静かだ。最寄りの駅からすぐ近くに雰囲気のある町が並んでいる。

今日は何故か、シェアハウスのイタリア人女性に連れられて根津へ向かった。

 

歩幅の違い。

横並びに2人で歩いた。彼女はスニーカーを履いている。私はブーツを履いている。私は173cmで、彼女は私よりも5〜6cmほど背が高い。足の長さの違いだろうか。1歩で進む距離がかなりデカイ。私の倍はあるのだろうか。徐々に置き去りにされて行く。ちょっとずつ離されていく。「あれ。早い。速い。待って。速い。」しかし、英語が分からない私は、「速い」という言葉をなんと伝えたらいいのか分からずに、徐々に置き去りにされて行く。私だけ汗だくになり、彼女はとても涼しい顔をしている。完全に足の長さの違いを見せつけられてしまった。

世界との歩幅の違いを見せつけられた。

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何故か根津神社に辿り着いた。

 

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鳥居で置き去り。 ちょっとずつ置き去り。速い。

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石が好きらしい。

 

溢れ出す情緒。

話は変わり、私は、近くにある千駄木、根津、湯島という街並みがとても好きだ。

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歩いているだけで、情緒溢れる雰囲気に包まれる。情緒が溢れ出ている。言葉にしてもあまりピンと来ないが、実際に目にすると、「おぉ、これが、情緒か。」となる。決して派手ではないが、何故かつい見入ってしまうような光景がたくさんある。都心にはない穏やかさが溢れている。いや、情緒が溢れ出ている。いや、溢れ出す情緒だ。

 

根津の情緒。

最近とても気になっていた根津という場所にあるお店に行った。2階には小さなbarがありそこに入った。オーナーは40~50代の女性で、店内にカウンター前に8席ほどの椅子が並んであり、常連客だろうか、40~50代の3人組の男女が賑やかにお酒を楽しんでいた。

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 私は、カウンターの真ん中に座った。

話を聞いていると、どうやら美術関連の仕事をしているようだ。「ハワイへの出店がどうだ。」「パリでの仕事がどうだ。」「デザインの仕事が忙しい。」などと話をしている。

このお店の女性オーナーとも知り合いのようで慣れ親しんだ空気感がこちらにも伝わってくる。店内には70年代のJazzが流れている。レコードだった。低音が心地よく響いてくる。私はその雰囲気に浸る。しばらく店内を眺める。

 

私はタバコを吸うので、オーナーに店内は禁煙かと尋ねた。店内は禁煙らしく、店の外に喫煙所があるようだ。私は喫煙所へ向かった。すると、隣で会話を楽しんでいた50代の女性が「タバコをください」と尋ねてきた。彼女はフランスから来ているようだ。かなり酔っている。かなりベロベロである。いや、違う。れろんれろんだ。目の焦点が合っていない。足元がおぼつかない。
女性が酔いながらも話かけてきた。

 

「アーティスト」という響き。

女性「なんの仕事してるの?私はアーティスト。」

 

私「あ、はい。普通に会社で働いています。(ア、アーティスト…。)」

 

女性「へえ。この辺に住んでるの?私はフランスから来たの。」

 

私「はい。近くに住んでます。だいぶ酔ってますね?」

 

女性「いや、私本当は強いんだけど、最近仕事が忙しくて。滅多に酔わないのよ。本当はお酒強いんだから。」

 

女性はかなり酔っていた。会話をしながらもフラフラである。いや、れろんれろんである。私は、酔っ払いとの会話は嫌いではない。

 

私「フランスから来たから時差の影響ですか?何を飲んだんですか?」

 

女性「ワインと、ビールだけ。最近本当に仕事が忙しくてね。いや、でも日本に来て1か月くらい経ったから時差ではないと思うんだけど。本当に今日は珍しく酔っちゃいました。」

 

私「そうですか。でもアーティストって凄いですね。ハワイに出展するとか言ってましたね。隣で聞いてましたよ。」

 

女性「そうなの。隣のご夫婦も私の友人で、昔、一緒に仕事していたから、そんな話になってね。オーナーも友人なんですよ。」

 

私「ほぉ。」

 

しばらく店の外で会話が弾んだ。私は、酒に酔うと同時にアーティストという響きにも酔っていた。聞きなれない言葉を耳にするといつも何かが反応する凡人である。店内に戻った。その話を聞き、よく見てみるとみんながそう見えてきた。妙にオシャレだった。私は全くそういった仕事をしたことがないが、その場にいるだけで、そんな感じの雰囲気になれるのが不思議だ。

 

しばらくすると、3人組の男女が席を立った。私は、しばらくアーティストという響きに酔っていた。今、根津がアツイ。

 

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藤忍賢(Motokatsu Sato)
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