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moto blog

週刊ロジー。

日々、問われている。

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今、リオ五輪が熱い。

 

五分咲きの記憶。

私は、中高と6年間柔道に燃えていた。
個人的な話をすると、中学生の頃から始めた柔道で、私の人生は五分咲きほどではあったが花開いた。中学時代地区予選落ちだった私が、高校3年の夏の最後の大会では、県の決勝にまで上り詰めていた。地区2回戦敗退の男が、県の準優勝まで上り詰めたのだ。

オリンピックのトップ選手と比べるのは甚だしく、しょぼい話になってしまうが、少なくとも私の人生の中では、間違いなく今の自分の糧になっている。そして、私の支えになっている。私は今でも柔道を愛している。

 

人間力

柔道に限らず日本での選抜大会を勝ち抜いて世界の大会、しかも4年に1度のオリンピックの舞台で戦うのはどんな感覚なのだろうか。想像を絶する。

日本のメディアで金メダル確実と言われた注目選手ですら、オリンピックの舞台で結果を出す事は難しいと言われている。プレッシャーや、重圧に捻り潰されて実力を発揮できなくなってしまう人もいれば、そのエネルギーをプラスに変えてパワーに変えてしまう選手もいる。オリンピックという場は、技やテクニックを超えた選手の【人間力】が問われる場ではないだろうか。

【どう捉えるのか】これだけで大きな差が生まれる。

 

世紀の誤審。

ずいぶん前の話になるが、当時シドニーオリンピックの男子柔道100kg超級で銀メダルを獲得した篠原信一選手は、【世紀の誤審】と言われ「金メダル確実」と言われていたにも関わらず、銀メダルに終わった。私も、当時篠原さんの活躍を見ていたので、絶対に金メダルを取ってくるだろうと思っていた。相手の内股をすかして、相手は完全に背中を畳に付けて一見、篠原の一本に見えた。しかし、審判の判定では相手に有効のポイントが加算されていた。

 

上記の話はよく聞いた事がある話だと思うが、最近You Tubeで見た篠原信一井上康生の対談では当時の裏話が満載でとても面白いので紹介する。

 

【SP対談「井上康生×篠原信一」】

https://youtu.be/mDm0GFpT9OQ

 

シドニー五輪裏話。

動画のなかで、シドニーオリンピック試合前の現地での練習中に、井上康生(シドニー五輪100kg級金メダル)と篠原信一が練習していたという話が浮上する。当時を振り返りながら、対談をしている。そのなかで話題になる話だが、試合前の乱取り(立ち技の練習)の最中に、篠原は井上に何度もぶん投げられていたらしい。当時の篠原信一といえば、世界最強の柔道家と言われていた。パリ世界選手権では、100kg超級、無差別級の二冠を達成。体重無差別で行われる全日本柔道選手権では井上康生とも何度も対戦しており、いつも篠原信一の圧勝だった。

 

嫌な予感。

しかし、当時、世界最強と言われていた男ですら精神的重圧がのし掛かっていたという。動画の中でも篠原は語るが、オリンピックの試合前に、「俺は、ひょっとして調子が悪いんじゃないか。」という予感が頭をよぎったと話している。

一方、篠原信一を投げた井上康生は、体力、気力ともに充実していたという。場外際で相手を投げてしまったら、もしかしたら相手を怪我させてしまうかもしれない。しかし、そんな事はお構いなしに自分の調子、コンディション、調子、全てにおいて井上康生は集中出来ていた。と篠原は語る。

さらに、練習中に投げられた篠原は、「練習中に相手に気を使って投げられて嫌な予感がよぎった時点で、勝負は決まっていた。」と話している。

 

世界の頂点を極めた2人が語る裏話は臨場感溢れるもので、精神的重圧は、想像を絶する。しかし、この動画を見て私はイチ柔道ファンとしてとても嬉しくなった。

 

ちなみに、シドニーオリンピックの敗戦後、取材記者に対し「弱いから負けた。」篠原信一は語る。

 

日々、問われている。

スポーツに限らず、日々問われている。例えば、人に優しくするのか、冷たく接するのか。ゴミをポイ捨てするのか、ゴミ箱に捨てるのか。部屋を散らかすのか、整えるのか。ヤケクソになるのか、冷静に判断するのか。些細な選択のミスと、微妙なニュアンスの違いだけで、大きく道は逸れる。いま、燃えに燃えているリオオリンピックと、2人の熱い対談に、私の心は熱くなった。

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藤忍賢(Motokatsu Sato)
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