読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

moto blog

週刊ロジー。

自己紹介その4〜喪失感〜

【自己紹介シリーズその4】

自己紹介シリーズその1〜生い立ち〜
自己紹介その1〜生い立ち〜 - moto blog
自己紹介シリーズその2〜葛藤〜
自己紹介その2。 - moto blog
自己紹介シリーズその3〜もう一人の自分〜

http://moto5513.hatenadiary.jp/entry/2017/02/16/自己紹介その3。〜もう一人の自分〜

 

 

ーー28歳のころ、仕事を辞める事が決まった。当時の辞めた理由は、整体師になるために学校に行く。という理由で、今考えると別に辞めなくても学校には行けたし、働きながら勉強する方法はたくさんあった。しかし、辞めてしまった。言い換えれば、逃げたのだ。

もう、あの場所にいる事が自分の中では出来なかった。周りには強気な態度や笑顔で振舞っていたが、内心辛かった。怖かった。不安だった。一刻も早くここから抜け出したい。そんな状態だった。

しかし、仕事を辞めて、私は何かを失った感覚を覚えた。

国家公務員という肩書き、安定した職、友達、周りからの評価、人生に対する自信、親からの信頼、今まで築いてきた自分なりの地位、朝起きても仕事がない、
毎日会っていた仲間と会うことが出来ない、いつも着ていた仕事着も、もうない
職場がない、毎日やっていた事がもう目の前にはない

いつも通っていた道
いつも話していた人
いつもいた場所
いつもやっていた事

仕事を辞めたその日から、ありとあらゆるものが私の目の前から消え去った。
あまりの喪失感に私は恐怖を覚えた。何もなくなってしまった感覚に襲われ、私は自信を失った。

そこから、少し精神的に落ち着かなくなる日が続いた。今思えば躁鬱状態だったと思う。感情のコントロールが正常に出来なくなっていた。

急にハイテンションになって笑顔で居続けているかと思えば、不安に襲われ気づいたら泣いている。涙が止まらなくなるほど気分が落ち込み、一日中寝込んで動けなくなることもあった。人前では平気な顔で振舞っていたが、いつも不安を握りしめていた。一人になった時の恐怖は今でも鮮明に覚えている。明らかに精神的に不安定だった。どうしたらいいのかが分からなかった。

自分の下した決断は間違っていたのだろうか。これから先、何をすればいいのか。どうしたらいいのか。今の自分を見たら周りはなんて言うのだろうか。情けない。怖い。不安。

当時、仕事を辞めた解放感からか当時の私は働く意欲を失っていた。退職金もあったし、とりあえずバイトもしてるし、なんとかなるだろう。そう思っていた。
とにかくもう、何もしたくなかった。かなり疲れていたんだと思う。周囲から理解されない苦しさや、仕事での精神的圧迫感、睡眠不足、身体の疲労、怪我。
色んなものが積み重なって疲れていたんだと思う。とにかく、もう、何もしたくなかった。

だけど、楽しい事もあった。
バイトは楽しかった。恥ずかしながら一人暮らしもバイトもそれが初めてだった。仕事を辞めてからが何もかもが初体験だった。毎日が新鮮だった。

毎日私服で居られる事。人の目を気にせずに暮らせる事。好きな時間に寝れる事。好きな時間に出かけられる事。時間に制約がない事。新しい出会いがある事。これからの事。好きな様に生きていられる事。

何もかもが自由だった。

ーーただ、気づけば不安が襲ってくる。
私はこの二つの感情にいつも振り回されながら暮らしていた為、もうまともに生活する事が出来なくなった。

しばらくして、限界を感じた私はバイトを辞めた。親から家に帰って来いと言われ、なくなく一人暮らしを諦め、実家に帰省。ただ、情けない気持ちでいっぱいだった。

 

ここからかなりの修羅場が訪れる。

 

続く。